広島都心部のミライを感じる社会実験「カミハチキテル」第３弾は2022年秋に実施予定！

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＃カミハチキテル-URBAN TRANSIT HUB-
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広島のメインストリート「相生通り」を活用した社会実験「カミハチキテル」の第３弾となる今回は「公地（道路）と民地の両方」を舞台に”ひと”が中心の通りを目指します。

広島市紙屋町八丁堀地区で活動をしているエリアプラットフォーム「カミハチキテル-HEART OF HIROSHIMA-」はこれまで２度の社会実験を実施。社会実験で得た結果を踏まえ、2021年10月にはカミハチキテルが目指す姿を「カミハチミライデザイン」という冊子にまとめました。その中で示した「ひとが居心地よく歩きやすいストリート空間」とはどういう場所なのか。社会実験というプロトタイピングを繰り返すことで少しずつ検証・改善を行っています。

ミライデザイン詳細→カミハチミライデザインver.0.5 | カミハチキテル (kiteru.site)

今回実施する「＃カミハチキテル３-URBAN TRANSIT HUB-」での大きなテーマは「都市空間での時間の過ごし方」

都市空間での時間の過ごし方って色んな長さ・頻度があります。

おうちに帰る途中／待ち合わせまでのちょっとした時間／バスを待っている時間／

お昼ご飯のあと仕事が始まるまでの間／休日……

日常におけるすきま時間の選択肢が都市空間の中に増えると、自分なりの過ごし方を見つけられて、まちとの距離が少し近くなるかもしれない。そんな想いから、＃カミハチキテル３-URBAN TRANSIT HUB-ではいろんな時間の過ごし方を提案させていただきます。あなたにとってまちとの新たな接点が増えますように。

●「公共空間」＋「民地」の社会実験

過去２回実施してきた＃カミハチキテル１-URBAN TRANSIT BAY-は公共の道路を、＃カミハチキテル２-MOTOMACHI CRED URBAN TERRACE-では民間敷地（有効空地）を舞台としていました。そして今回はその両方が舞台。空間軸としても時間軸としても、これまでよりも広い面的なエリアを対象としています。

●安全で安心なバス待ち環境（予定）

昼夜問わず多くの乗降客がいる「八丁堀（三越前）バス停」。今回はこの場所を空間的に変化させることでバス待ち環境の変化を検証します。

例えば…

・バスベイをウッドデッキで埋めて、バス待ち空間を拡幅

・歩行者・自転車・バス待ちをデザイン的に仕分ける

・ちょっとした荷物整理ができる台をおく

・バスを待っている間に少し座ってパソコンが開けるようなできるベンチをおく　などなど

このような空間をつくると、
どのようなアクティビティの変化・交通の変化が現れるでしょうか。

約２か月間、八丁堀（三越前）バス停で検証をしてみます。

●アートと広告とまちづくり

まちづくりをしていくために必要な収入。これを広告収入で得ようとする動きは近年メジャーとなりつつあります。しかし企業広告が街の中にあふれると、まちは均一的な印象になってしまいます。このジレンマはどうすれば解消できるのか。

今回はアートを掛け合わせることで「違和感のないかたちでの広告」を成立させられないか、検証していきます。広島で活躍するsuikoさんによるミューラルアート…制作過程もご一緒に楽しんでいただけたらと思います。

●民地空間をプレイスメイキング　ーツカノマテラスー

過去２回の社会実験において「人が歩いて居心地の良い空間」を創るためには、同時に滞留空間をつくることが必要であることが分かりました。歩くためには少し座って休憩する場所が必要。そこで今回は、歩くためのような目的地となるべく「ツカノマテラス」という場をプレイスメイキングします。

とくに若い人たちが集い、憩える空間の整備、アクティビティの創出を目指します。

たとえば…

・屋台でのコーヒー出店や飲食店の出店

・閉館中の広島市現代美術館とアートコラボ企画

・思わずインスタ投稿したくなるような空間の整備

・トークショーなどのイベント

・マチナカショールーム　etc…

バスや電車を待つ時間や買い物の合間など、日常のちょっとした時間に立ち寄ってほしい。そしてコーヒーを飲んだり、軽くご飯を食べたり、アート作品に触れたり、ぼーっとしたり……それぞれの「ちょっとした時間」を思い思いのかたちで過ごしてほしい。
ここに立ち寄れば「時間の過ごし方」の選択肢を増やすことができる。そんな空間を目指します。