#夕焼けと服屋前の軍人さん
立町電停~流川入口交差点(三越前)あたり
私の実家は1966~2006年頃まで八丁堀交差点の天満屋(現在のヤマダデンキ LABI広島)の向かいにありました。私の部屋の窓から福屋が見えたのですが、福屋の前にはいつも片足の傷痍軍人?の方が物乞いをされていました。友人の話によると「あの軍人さんは夕方になると両足で元気に帰って行くんじゃ」と言ってたので、夕方に軍人さんの後をつけて行ったことがありました。軍人さんは松葉杖をついた片足のまま原爆スラムへ消えて行きました。「疑って悪かったな…」と思いながら見上げた空が、夕焼けで真っ赤に染まっていたのを憶えています。